英語ではNationalism ≪政治・単語≫

国家主義とは、国家の権威を政治、社会、経済の単位として最も優位に考える思想あるいは思想的態度。

英語ではNationalismまたはStatismに相当する単語である。

19世紀以後盛んになった政治思想であり、全体主義的な傾向を持つことが多い。

対立概念としては地域主義・アナキズムなど。

急進的な国家主義と社会主義を折衷させた国家社会主義はナチス・ドイツで実現された。

また、国民に対する国家の優位が行過ぎ全体主義化し、国家の主体たる国民個人の自由や財産権などの諸権利を侵害するようになったものは、特に超国家主義ultra-nationalismと呼ばれるようになった。

戦前日本の軍部政権による全体主義もその一つの形態である。

ファシズムだけではなく、ソ連や中国など、国家からの解放を主張する共産主義国も、実際は国民に国家への帰依を唱え、愛国教育を行い、思想を統制するなど強力な国家主義を実践した。

update:2010年03月06日